がまんをへらしてたのしくいきる

わたしのフェミニズム わたしに生まれたことをたのしむ

■ワンオペ育児

6年前に結婚して6歳、4歳、1歳と3人子どもを出産し育児をしています。

夫婦会社員の共働きでしたが、2番目の子どもが1歳になる頃に家庭の事情でわたしが会社を辞め、起業し、家事と育児と仕事をバランスよくこなせるように日々調整しています。

ジェンダーのこと、性別役割分業のこと、フェミニズムのことなど知らなかったので、自然に女性役割を背負って結婚して出産して生活や身体の変化に対応しながら日々暮らしていくうちに、なんでわたしばっかりこんなに頑張ってんの?という不満が溜まってきて、だけど自分がやりたくてやっている、自分で選んでそうしている、だからこのくらいがまんしなくてはいけないと考えて、苦しい自分を押さえつけながら過ごしていました。

日本の社会構造や文化を知り、自分の中に刷り込まれたものに流されて選択していたら自分が死んでしまうと思って、夫に家事と育児を分担して自分の負担を減らしたり、同じ境遇の女性達と談話してガス抜きをし、自分をケアしています。

3番目の子どもの産後1年は夫へのイライラや嫌悪感が強く出てきつい態度しかとれなくて、ホルモンのせいもあるしね、と自分を受け止めつつ、自分の心の声を聞いてみると

わたしのほうが大変なんだ‼
わたしのほうが大変だということをわかってほしい‼
わたしがやっていることを軽く見るな‼怒

あー、わたしは「わたしのほうが大変」を握りしめていて「大変さ」で夫と闘って勝とうとしている、そして「大変さ」で勝てば、「助けられる」「休める」という権利が使えると思っている、あー歪んでる。

「わたしのほうが大変」を手放そうと思いました。
「大変さ」で勝つためにはどんどん自分を「大変な状況」に追い込まなくてはいけない。もうきつい態度で攻撃しなくてもいい、わたしはそんなことしたくない。

わたしのほうが楽そうに見られてもいいし、楽にしてても助けてもらっていいし、休んでいいし、遊んでていい。

「女って楽でいいよね。」
ってどこかで言われたら
「うん、いいでしょ~」
ってヘラヘラしとく。
いちいち大変さで闘わない。

ここに着地。うけるわ。